韓国ドラマが好き!! -7ページ目

銭の戦争

では、1年ぶりぐらいの更新ですが、皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか?お元気でしたか?
はじめての方々、こんにちは。

ちなみに、更新していない間も、毎日、ドラマ6話ペースで視聴してきましたので、ネタには困らないのですが、逆に膨大な量なので、どれからはじめるかという話になるわけですが、とりあえず、今までどおり、基本的に全話見たものから順々に紹介したいと思います。いずれにせよ、韓国や日本のサイトなどで、調べて、『あー、これ全部見た』的なものをいつものように、オレ流で紹介したいと思います。にひひ


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という事で、久しぶりなので、『銭の戦争』あたりから。
これは、すでに、日本のNHKBSでも流されていたようで、『それ見たよ、もう』という方もおられると思いますが、あえて、紹介したいと思います。(笑)日本の公式HPもあり、

http://zeni.brokore.com/index.html

韓国最高最強の大ヒットドラマ!
最高視聴率37.0%云々とかあります。
まるで、アメリカ映画配給の『全米が泣いた!』を思わせます。(笑)

あらすじ的には、こんな感じです。

背景的には、韓国経済の傾斜を象徴するかのような『借金』がテーマになっています。主人公は、パク・シニャン(写真左、『パリの恋人』で日本でも人気を集めた彼です)で、エリート街道を歩くソウル大卒の証券マンのナラ役としての登場ですが、家族の借金が原因で、父は自殺、母も死んでしまいます。エリート街道から落ちたパク・シニャンは、借金の取立人から追われるホームレスになります。

つまりナラだけに、ナラクノ底に突き落とされたのです。(笑)

しかも、不幸は続くもので、元カノジョのキム・ジョンファ(写真右、イ・チャヨン)からは、見放され、『金とは、何なのか』で悩みながら、惨めな生活をしている中で、伝説のヤミ金業者と出会い、弟子入りします。ヤミ金業者に追われながら、ヤミ金業者に弟子入りするという変な話ですが、再び、人生の大逆転をかけた勝負に出るという展開になっていきます。

そして、いつものようにお決まりの三角関係ならぬ四角関係になる訳ですが、元カノジョは、例外なく、いつもの財閥の娘なのですが実は、カノジョの祖母がヤミ金業界ともずぶずぶの関係という設定になっています。そして、その祖母の右腕になり、元カノジョを愛しているのが甘いマスクのハ・ウソン(写真右から2番目、シン・ドンウク)です。そして、元カノジョと分かれた後、ナラは、マソン銀行で働くソ・ジョヒ(写真左から2番目パク・ジニ)と出会い、次第に、ソ・ジェヒに惹かれてきます。しかも、このジョヒの父親も借金地獄に苦しむ一人というオマケつきで、どこを切っても借金の話でドラマは流れていきます。

このドラマのハイライトは、ナラが、自分の父親と母親を死に追い込んだ悪徳業者から金を奪い、それを使いながらの復讐劇へと展開して行くのですが、作品自体は、随分前に、紹介した『ばら色の人生』に似ていていると思います。

http://ameblo.jp/poem/entry-10011631130.html

というのも、『ばら色の人生』は、韓国の社会問題のひとつである『離婚』をテーマに徹底して真実を描いて、ひとつのメッセージ性をもったドラマで、私も非常に感心した作品でしたが、この『銭の戦争』も、おそらく多くの韓国人が直面している『借金』、『サラ金』をテーマに面白おかしく描きながらも、最後まで、『お金との付き合い方』というテーマからずれずに最後まで進んで行きます。

一応、最後は、ありきたりを避けた終わり方で、視聴者に最初のテーマを改めて投げかける形で終えています。

わたし:★★★★☆ (なかなかでした。)
妻  :★★★★★ (パク・シニャンの熱演が良かったそうです)

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